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幸田 英也 / hair make shiseido

選出者（長谷川 真弓）コメント：
100点以上の作品の中で、ひときわ目を引いたのがこの作品でした。「作品」というものは、ただ技術を競うだけでなく、ヘアはもちろんメイク、ファッションを含めたトータルバランス――“感性”が必要とされます。さらに、自身の思いを体現してくれるモデルであるかどうか、カメラマンとの構図の決め方など、全体をプロデュースする力も必要とされます。その中で、この作品は“思わず触れてみたくなるような絵”でした。髪の毛1本1本のツヤ感はもちろん、エアリーでありながら凛とした空気も併せもち、その場で息をひそめてしまうほど。一瞬に込められた「今」と「未来」の思いを、的確に表現している作品でした。